油山市民の森からのお知らせ

油山市民の森からのお知らせ

2019/11/26 ブログ
RKB福岡放送「バリうま!ごはん」きのこ秘話

2019年10月17日(木)14:00から放送された「バリうま!ごはん」。昼間の放送ということもあり、ご覧頂いた方もいると思います。
今回は、取材の最中に起きた珍事件や撮影の中で見られたきのこなどをご紹介したいと思います。

高田課長とスミオ先生が最初に訪れたのは、油山自然観察センター。ここに、今回の目的である「きのこに詳しい人」がいるらしい…
館内に入ると、テラスの休憩所で絵を描いている女性が1人いました。
絵を描いていた女性こそ、きのこが大好きすぎる「きのこちゃん」だったのです。

三人はお話をした後、さっそくきのこ探しへ。
今日は一体何きのこが見つかるのでしょうか?

早速きのこを見つけました。さてどこにあるかわかるでしょうか?
この写真の右側にある丸いものがきのこです。
名前は「ツチグリカタカワタケ(別名はツチグリニセショウロ)」というきのこでした。表面は黄粉色でゴルフボールのように皮が固めです。中に焦茶色の胞子がまんべんなく入っています。このきのこは毒きのこです。

あった。あった。きれいなきのこがありました。
全体が薔薇色。そして珊瑚のように枝分かれした形。とても美しいきのこでした。
きのこちゃんもその姿に見とれていました。
ちなみにこれは「ハナホウキタケ」というきのこで、毒のあるきのこです。
そのほかにも、様々なきのこは見つかるもののほとんどが毒きのこまたは食毒不明のものばかり…野生のきのこで食べられるきのこというのはとても少ないようです。

そして、最後の最後。もうすぐで山道が終わるところに、もうひとつのドラマが幕を開けました。三人は、疲れた表情で山道をあるきます。きのこは見つかりますが、どれも食用ではないものたちばかりです。
「戻ろうか」
誰も口には出していませんが、重たい空気が張り詰めていました。

諦めかけたそのとき、目先の倒木に、三人とも同時に目が留まりました。
「まてまて、オレが先にいく」
押し合いがはじまりました。
押し合いの末、三人でその場所にいってみると、なんと、見事なきのこの行列が出来ていました。
「ウスヒラタケだ!」
しっとりとした、でも頑丈なこのきのこは全国的にも食用として親しまれているきのこです。
福岡県内でも梅雨時期から10月下旬まで楽しめるきのこなのです。ただし、似ている毒きのこもあるので充分に注意が必要ですが…
この写真は、ウスヒラタケの裏側を撮影したものです。
このきのこは雨に弱いきのこなので、発生しても雨に打たれるとすぐにどろっとなってしまいます。
そんなこんなで、食べれるきのこを収穫しましょう。
(※油山市民の森では、許可なしの採取は禁止されています)
ウスヒラタケの根元にはさみを入れていきます。さくっと少し硬めの感触があったのち、倒木からウスヒラタケが離れました。もともと生えてた場所には、ウスヒラタケの胞子がまんべんなく広がっていて白っぽく見えていました。
「うわっっ」
横でおおきな声が聞こえてきました。
その場所をみてみると、大きなヤマナメクジがウスヒラタケを食べていました。

※なかなか、ブログに載せるのは嫌がられるかもと悩みましたが自然の生き物。ナメクジたちも立派に生きていますので写真をそのまま載せました。

この光景にはきのこちゃんも写真を連写していました。生きものが生き物を食べている風景はなかなか出会えないもの。とっても貴重な時間でした。森の中の人気食材は生きものにとって重要なものだということを改めて感じました。

さて、キャンプ場にもどり、あれよあれよという間にきのこ料理をつくってもらいました。
「チキンと木の子とりんごの洋風煮込み」完成です。

きのこは3種類いれるときのこの旨みがしみだしてより美味しいとのこと。お肉はやわらかく、きのこは歯ごたえがありかめばかむほどクリームが溶け出してきました。そしてクリームは隠し味のリンゴのほんのりした甘みが漂いとてもおいしかったです。

最後は、きのこちゃんが描いた絵をみせて番組は終了しました。
ご愛読ありがとうございました。
そして、これからもよろしくおねがいします。

きのこのガイドはこちらから
(希望があれば、きのこガイドツアー募集中)
https://www.shimi-mori.com/enjoy/nature

(岩間&きのこちゃん)
Access・Inquires アクセス・お問い合わせ
一般財団法人 
福岡市市民の森協会(指定管理者
〒811-1355 
福岡県福岡市南区大字桧原855-4
[管理事務所] 092-871-6969 092-801-1463 aburayama@shimi-mori.com 9時~18時(年中無休)
[自然観察センター] 092-871-2112 9時~16時30分(月曜休館)
交通アクセス