油山市民の森からのお知らせ

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2022/05/06 きのこ豆知識
ヌメリツバタケ(滑鍔茸)

■生える時期
梅雨時期から秋にかけて観察できるきのこです。ちなみに九州地方では1年を通して観察することができます。
■生える環境
広葉樹の枯木に生えます。発生環境によって1本ずつ間隔をあけて生えることもあれば、重なり合ったように大量に生えることもあります。どちらかというと湿気が多い場所では観察する機会が多いように思います。
↑立ち枯れしたタブノキにびっしりとヌメリツバタケが生えていました。
■特徴

傘の大きさは、3センチから8センチほどのきのこで発生する環境によって大小さまざまです。全体的に白色の美しいきのこで、傘表面にはぬるぬるした粘液でおおわれていて、きのこが成長すると柄の部分に比較的もろいツバをつけることから「ヌメリツバタケ」という名前がつきました。

↑幼菌の時は、枯れた木材からまんじゅう型のきのこが顔をだしています。

↑柄が長く成長してくると、次第に傘が開いていきます。

↑成長すると、ヒダを守っていた膜(のちにツバ)がはがれてきます。
↑傘は次第に平らに開いていきます。

↑成熟すると傘の縁が波打ってきます。

↑ヒダは、白色でヒダとヒダの間には少し間隔があります。(小型の個体)

↑大きな個体の場合は、ヒダやツバなどの特徴がはっきりと観察することができます。

↑胞子は白色です。成熟した個体の周りには、白い胞子が落ちてたまっている様子が見られることもあります。

↑古くなった個体には、いろいろな昆虫たちが食べにやってきます。この時は、ハエの仲間や甲虫の仲間たちがヌメリツバタケをなめたり食べたりしていました。
■参考
山渓カラー名鑑日本のきのこ増補改訂新版(山と渓谷社 今関六也・本郷次雄・大谷吉雄 編集解説)
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