油山市民の森からのお知らせ

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2020/05/08 きのこ豆知識
コッコミケスの仲間(和名なし)


■生える環境
初夏から秋。ただし、福岡県内では1年中観察することができます。
■生える環境
タブノキ、スダジイ、ヤブツバキなどの常緑広葉樹の落ち葉に生えているのをよく見かけます。森の中では特に、水が流れている近くにいることが多いように思います。

葉っぱを拡大すると…三角形の黒いものがついています。これがきのこなのです。

■特徴
きのこの大きさは0.5ミリから1ミリほどのとっても小さなきのこです。コッコミケスの仲間が住んでいる落ち葉は、葉の表面が淡色に漂白されていて、ところどころに黒い帯状の境界線があります。発生期間や種類の違いによっては落ち葉を太陽にかざすと、まるでステンドグラスのように配色の異なった落ち葉を観察することもできます。

きのこの形はさまざま…三角形や四角形、六角形のものがあります。
はじめは、やや盛り上がった平盤状ですが、成熟すると放射状に切れ込みがでてきて、花開くように開きます。中には子実層と呼ばれる胞子が入っている袋がたくさんあります。

■さいごに
落ち葉なんてどこにでもあるような景色に見えますが、落ち葉をひとつひとつ見ているとダンゴムシが落ち葉をばりっと食べているし、葉っぱを裏返してみればカメムシが隠れていたり…様々な生きものたちの物語を見ることが出来ます。そして、菌類もそのひとつ。普段歩きなれた道でも、ちょっと視線を変えてみればまるで芸術家が手掛けたようなさまざまな自然の作品を見ることが出来ると思います。ほんと菌類っておもしろい。


■参考
YAMA-KEI FIELD BOOKs7きのこ(本郷次雄・上田俊穂 監修・解説 山と渓谷社)
身近な菌類の観察(神奈川県立生命の星・地球博物館)
Discomycetes etc.(http://chawantake.sakura.ne.jp/index.html

製作協力/DogaLABO
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福岡県福岡市南区大字桧原855-4
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