油山市民の森からのお知らせ

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2021/07/16 きのこ豆知識
ニッケイタケ(肉桂茸)


■生える時期
梅雨時期から秋にかけて見ることができます。
■生える環境
山道の傍や林内の裸地、崖地に生えてきます。特に傾斜のある湿っぽい場所に多いイメージがあります。

特徴
傘の大きさは1センチから4センチ、中央がへそ状に窪み革質で、角度によって光り方(光沢)が変わります。柄は硬く黒褐色でビロード状です。

始め、幼菌の頃は黒い棒のような形をしていて、一見すると木の枝などに間違えそうな感じです。
成長していくと、だんだんと傘の形ができてきます。
古くなったニッケイタケは光沢が失われ、ぼろぼろになってきます。

裏側は管孔になっていて、褐色。サルノコシカケのような管孔で柄も細いですが、堅めのきのこです。乾燥するとより固くなります。

■「ニッケイタケ」の名前
和名:ニッケイタケ(肉桂茸)
学名:Coltricia cinnamomea(Jacq.)Murrill
   cinnamomea→「ニッケイ色の」という意味になっています。
「ニッケイ色をしているきのこ」ということから名前が付いているようです。

■そもそも、肉桂とは?
ニッケイ(肉桂)はクスノキ科の常緑高木。高さは10メートルから15メートルになります。樹皮は灰色がかった色で、葉は対生(葉が茎の一つの節に2枚向かい合ってつくこと)で、やや細長い(卵状披針形)形をしていて、三本の目立つ葉脈が走っています。根や樹皮には特有の香りと辛みがあり、菓子の香料や健胃薬として料されています。中国の雲南省やベトナムなどに自生していますが、近年沖縄の山中に野生のものがあると分かっています。

参考
「山渓カラー名鑑 日本のきのこ増補改訂新版」今関六也・大谷吉雄・本郷次雄 編・解説
「原色日本新菌類図鑑2」 今関六也・本郷次雄編著
「山渓ハンディ図鑑3樹に咲く花 離弁花1 」石井英美・崎尾均・吉山寛ほか解説
「知の遊びコレクション樹木 」新潮社 コリン・リズデイル/ジョン・ホワイト/キャロル・アッシャー著
製作協力/DogaLABO
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