油山市民の森からのお知らせ

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2021/02/19 きのこ豆知識
マツカサタケ(松毬茸)

■時期
秋の終わりから初夏(福岡県では11月ごろから7月ごろまで観察することができます)
■生える環境
落ち葉にに埋もれた松かさから生えきます。
↑幼菌
↑成菌
■特徴
子実体は高さ1センチから6センチ、傘の直径は1センチから2センチほどの小さめなきのこです。全体的に茶褐色から暗褐色で表面はビロード状に毛が生えています。傘の裏側の子実層(胞子が出るところ)の形は針状です。
↓断面の様子

柄は偏心性。傘のくぼんだ所に柄がつき、柄の表面は黒褐色の微毛に覆われています。

胞子紋は白色。

■「クロマツ」「アカマツ」についておさらい
松かさから生えるきのこたち。どれも似たものばかりですがよく見ると違いがあります。今回は「松に生えるきのこ」をテーマに書いてみましたので、よく似ている「クロマツ」や「アカマツ」についておさらいをしていこうと思います。
●クロマツ(黒松) 別名:オマツ

各地域の海岸に多く、海岸風景の主木となっています。常緑針葉高木。耐乾性、耐潮性があります。

クロマツの樹皮は黒っぽく、葉は硬くてチクチクっとして痛いです。
こちらは参考までに…葉と種子、自然樹形(イメージ)です。
■白砂青松(はくさせいしょう)
白砂青松(はくさせいしょう)という言葉は、白い砂と青々した松(主にクロマツ)によりつくられる日本の美しい海岸の風景のたとえです。(写真はイメージ)
●アカマツ(赤松) 別名:メマツ

よく日の当たる所に自生または植林されている常緑針葉高木で、乾燥地にもつよい植物です。山間部で見ることができますが、たまに海岸線のクロマツと混じってアカマツも生えていることがあります。

樹皮の色は赤っぽく、葉は細くて柔らかみがあり触っても痛くありません。松かさも小型のものが多くかわいらしいです。
こちらは参考までに…葉と種子、自然樹形(イメージ)です。
■参考
「山溪カラー名鑑 増補改訂新版 日本のきのこ」(山と渓谷社)
「種類・特徴から材質・用途までわかる樹木と木材の図鑑」(創元社 西川栄明、小泉章夫 監修)
「APG樹木図鑑」(北隆館 邑田仁、米倉浩司 監修)
製作協力/DogaLABO
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