油山市民の森からのお知らせ

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2021/06/08 きのこ豆知識
アミスギタケ(網杉茸)


■生える時期
春から秋
■生える環境
白色腐朽菌で広葉樹の枯れ木、朽木などにぽつぽつと数本で生えることもあれば、まとまって群生することもあります。

■特徴
子実体は中心生で直立して群生します。傘は円形で1センチから4センチほど、浅い漏斗形で中央がへそ状にやや窪み、幼菌や成菌だと縁が内巻きになります。褐色のササクレ状の薄鱗片を放射状に着けています。傘の縁には、小さな毛が付いていますが、場所によっては付いてない個体もあります。
↑きのこ全体
↑傘の中央は窪んでいます。
↑傘の縁には小さな毛がちょこっとついています。(生える環境によっては目立たないものもいます。)

↑傘の裏側は淡いクリーム色、または白色、乾燥したり古くなったりすると黄土色になります。管孔(かんこう)は比較的大きな網状なので、観察しやすいです。
成菌から老菌になると、内巻きはなくなり、平らな形となっていきます。ただし乾燥すると、幼菌、成菌、老菌ともに傘は内巻きになります。
↑乾燥したアミスギタケ
■名前の由来
・裏側が網状でスギタケに似ているから。
■アミスギタケを食べる昆虫たち
アミスギタケは乾燥にも強く、比較的長い時期に観察することができるきのこになりますが、アミスギタケが発生しにくい冬の時期になると枯れた姿でさえみることはありません。あんなに強靭なきのこなのにどうしてなのでしょうか…それは、他の生きもの達にとっての食料なため、きのこを食べてしまうんですね。
・アミスギタケを食べるアカハバビロオオキノコ。

・ハネカクシの仲間がうろちょろしていました。

参考
「北陸きのこ図鑑」(池田良幸 著 本郷次雄 監修)
「山渓カラー名鑑 増補改訂新版日本のきのこ」(山と渓谷社)
「山渓フィールドブックス7きのこ」(監修・解説 本郷次雄)
製作協力/DogaLABO
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